『ハリポタ』嘆きのマートルの死因と悲惨な過去!女優の現在と驚きの謎
映画や原作小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場し、強烈なインパクトを残すホグワーツの幽霊といえば「嘆きのマートル」です。薄暗い女子トイレでシクシクと泣き崩れていたかと思えば、ハリーに対して急に思わせぶりな態度を取るなど、その情緒不安定でコミカルな振る舞いは多くのファンの記憶に刻まれています。
しかし、彼女がなぜ幽霊となり、なぜ特定のトイレに棲み続けているのかという背景には、物語の根幹に関わる恐ろしい事件と切ない生い立ちが隠されています。本稿では、マートルの知られざる死因やトム・リドルとの因果関係、演じた女優の驚くべき実年齢や現在の活動に至るまで、徹底的に深掘りして解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:マートルの死因は50年前に目撃した「バジリスクの視線」であり、ヴォルデモートの分霊箱作成の犠牲者だった。
- 要点2:演じた女優シャーリー・ヘンダーソンは当時36歳超で14歳の幽霊役を熱演し、現在も国際派女優として活躍中。
- 要点3:本名はマートル・エリザベス・ウォーレンでレイブンクロー寮出身。『呪いの子』でも鍵を握る重要人物。
【死因の真相】嘆きのマートルはなぜ命を落としたのか?『秘密の部屋』事件の全貌
ホグワーツ城の3階にある使われていない女子トイレに棲みつくマートルですが、彼女が命を落としたのはハリーが入学するちょうど50年前、1943年のことでした。
当時ホグワーツの生徒だったマートルは、同級生のオリーブ・ホーンビィから眼鏡の見た目をからかわれ、深く傷ついて女子トイレの個室に閉じこもって泣いていました。そのとき、トイレの中に誰かが入ってきて、聞いたこともない奇妙な言語(パーセルマウス/蛇語)で話し始めたのです。
男の子が入ってきたと思い、抗議するために個室のドアを開けた瞬間、マートルは「巨大な黄色い2つの眼」を目撃しました。それこそが、サラザール・スリザリンが遺した怪物バジリスクの視線でした。バジリスクの目を直接見た者は即死するという呪いにより、彼女は何が起きたのか理解する間もなく、一瞬で命を奪われることとなったのです。
【本名と生い立ち】実はレイブンクロー出身!女子トイレに棲みつく悲しき理由
作中では「嘆きのマートル(Moaning Myrtle)」という通称で呼ばれていますが、彼女のフルネームはマートル・エリザベス・ウォーレンといいます。マグル生まれの魔女としてホグワーツに入学し、優れた知性を重んじるレイブンクロー寮に組分けされていました。
真面目で内向的だった彼女は、生前から友人関係に恵まれず、容姿や性格をからかわれるいじめの対象になっていました。死後、幽霊となったマートルは、自分を死に追いやるきっかけを作ったいじめっ子のオリーブ・ホーンビィの前に現れ、彼女の結婚式にまで押しかけて執拗に付きまといました。
しかし、耐えかねたオリーブが魔法省に苦情を申し立てた結果、魔法省はマートルに対し「生前の関係者をストーキングしてはならない」という制限を課しました。行き場を失ったマートルは、自らの命が絶たれた思い出の場所であるホグワーツ女子トイレの幽霊として留まる道を選んだのです。
【トム・リドルとの接点】最初の分霊箱作成に使われた最も不運な犠牲者
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』において、マートルの死は単なる悲劇にとどまらず、ヴォルデモート卿(トム・リドル)の闇の魔術における重大な転換点であったことが明かされます。
秘密の部屋を解放し、バジリスクを操ってマートルを死に至らしめた張本人こそが、当時学生だったトム・マールヴォロ・リドルでした。リドルは彼女の死という冷酷な殺人行為を利用して魂を引き裂き、自身の学生時代の記憶を封じ込めた「日記の分霊箱」を完成させました。
つまり、マートルはヴォルデモートが初めて分霊箱を作成するために命を奪った直接の被害者だったのです。ホグワーツを恐怖に陥れた怪物の正体と秘密の部屋の入り口をハリーたちが突き止めることができたのは、皮肉にも彼女が死の瞬間を克明に覚えていたおかげでした。
【演じた女優の現在】実年齢36歳で学生役!シャーリー・ヘンダーソンのキャリア
映画版『ハリー・ポッターと秘密の部屋』および『炎のゴブレット』でマートルを演じたのは、スコットランド出身の実力派女優シャーリー・ヘンダーソンです。
映画公開時、マートルという14歳の少女の幽霊を演じていた彼女の実年齢は、なんと36歳(撮影開始時)でした。小柄な体格と独特のハイトーンボイス、繊細な表情作りによって、十代前半の情緒不安定な幽霊を見事に体現し、世界中の映画ファンを驚嘆させました。
現在も映画やドラマ、舞台で精力的に活動を続けており、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのジュード役や、『トレインスポッティング』のゲイル役、さらに『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では声優として愛されキャラのバブ・フリック役を務めるなど、名バイプレイヤーとして第一線で輝きを放ち続けています。
【吹き替え声優と舞台版】アニメファンも驚くキャスト陣と『呪いの子』での活躍
日本国内における映画の日本語吹き替え版では、ベテラン声優の坂本千夏がマートルを担当しました。『となりのトトロ』のメイ役や『デジモンアドベンチャー』のアグモン役などで知られる坂本の変幻自在な演技力は、マートルのヒステリックさと少女らしい可憐さを絶妙に表現し、作品の魅力を一層引き立てました。
また、シリーズの正式な続編である舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』にもマートルは登場します。ハリーの息子アルバス・セブルス・ポッターと、ドラコ・マルフォイの息子スコーピウス・マルフォイがタイムターナーを使って過去へ跳ぶ際、マートルは再び重要なヒントを与える協力者として登場し、物語を大きく動かす存在感を放っています。
【嘆きのマートル】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マートルはなぜいつも泣いているのですか?
A1:生前に容姿やメガネをからかわれたトラウマと、理不尽に命を奪われた悲劇への恨みを今も抱えているためです。幽霊になっても感情が非常に不安定で、少しでも死や容姿に触れられるとトイレの水に飛び込んで泣き叫んでしまいます。
Q2:映画『炎のゴブレット』で監督生の風呂場に現れたのはなぜですか?
A2:ホグワーツ城内の水道管を通って自由に移動できるためです。ハリーに好意を寄せていたマートルは、三大魔法学校対抗試合の課題に悩むハリーを手助けするために、彼が入浴中だった監督生専用の浴室に姿を現しました。
Q3:なぜマートルはゴースト(幽霊)として現世に残ったのですか?
A3:自分をいじめたオリーブ・ホーンビィに復讐したいという強い執着心があったためです。魔法界において、死の恐怖や強い未練を残した魔法使いは、死後の世界へ旅立たずに幽霊として現世に留まる選択をすることがあります。
まとめ:マートルの生涯が問いかける物語の奥深さ
嘆きのマートルは、時にコミカルなトラブルメーカーとして描かれながらも、その背景には「学校内でのいじめ」と「ヴォルデモート台頭の犠牲」という、シリーズを通して描かれるダークなテーマを象徴するキャラクターです。
彼女の歩んだ運命や、演じたシャーリー・ヘンダーソンをはじめとするキャスト陣の名演を知ることで、『秘密の部屋』や『炎のゴブレット』を鑑賞する際の視点はより深く、重層的なものになるはずです。ホグワーツの歴史の影で生き続けるマートルの物語に、ぜひ改めて注目してみてください。 (出典: 嘆き の マートル(Yahoo!ニュース))